心理学連邦

心の病/ポリサージェリーとミュンヒハウゼン症候群

自分の体の臭いや口臭が他者に不快感を与えているのではないかと極端に気にする状態。
思春期、青年期に見られる自己臭恐怖症は一時的なものである場合もあるが、
自己臭恐怖症が統合失調症の症状として現れる事もある。

自分の臭いを他者に指摘された体験をきっかけに発症したり、
実際には臭いがしないのに自己臭を気にする、実際には存在しない不快な自己臭を知覚するなど症状の現れ方に個人差がある。
過剰に仕事に没頭する事。
仕事依存の特徴として、仕事をしていないと落ち着かない、趣味等で生き抜きをする事が苦手、
融通がきかない、家庭を顧みず会社に盲従する等が指摘されている。

仕事依存者自身がこの語を自覚的に使う事はあまり多くない。

戸締りをしたか、ガスの元栓を閉めたか等の考えが頭から離れず何度も確認せずにはいられない事。
計算強迫、洗浄強迫(手洗い強迫)、確認強迫等がある。

精神的なストレスが原因で起こる病気の事、心気症を含めていう場合がある。

病気ではないのに病気ではないかと悩む事、心身症と違い具体的な症状が見られない場合にいう。

心因性の拒食症や過食症の事、拒食と過食を交互に繰り返す場合がある。

精神分裂病の呼称が持つ悪い印象避けるための新しい病名。

妄想や幻覚が主な症状で、破瓜型、緊張型、妄想型がある。
病状が進行し、他者との意思の疎通が難しくなる場合や、発病後著しい悪化が見られない場合等があり、様々な症例が報告されている。
クレペリンの研究による青年期に発病し、徐々に痴呆に陥る早発性痴呆以外の症例をブロイラーが見出した。

人前で話しをする時や、人が多くいる場所で極度の不安を感じる不安障害の一種。
不安のために手の振るえや赤面、動悸などの身体症状がありこれらの症状が更に不安を強める原因になっていることがある。

明らかな身体の異常が無いにも係わらず、全身の倦怠感や不眠等の身体症状とイライラ等の
精神的な症状が現れる状態の事、現在でいうところの自律神経失調症や心気症の事と考えられる。
この語は1960年代半ば頃の日本でよく使われた。

医学的に必要の無い手術を頻繁に受ける事をポリサージェリーという。
急性の腹痛を訴えて必要の無い開腹手術を受ける例がある。

ポリサージェリーに関連するものとして、ミュンヒハウゼン症候群と幻肢痛、身体完全同一性障害がある。

ミュンヒハウゼン症候群は手術を受けることよりも、他人の気を引く事が主な目的とされている。

幻肢痛は、事故などにより失ったはずの手足が存在しているような感覚を生じ、傷みを感じる現象であり、虫垂炎により切除したはずの虫垂が痛むために、手術を受ける例が確認されている。

また、身体完全同一性障害は手足を失った障害者に対しての強い羨望が特徴で、実際に手や足を切断する手術を受ける者もいる。

ポリサージェリーを上述のように医学的に必要の無い手術を頻繁に受ける事とすれば、
リストカットによる傷の縫合手術を繰り返し受ける場合はポリサージェリーではないという事になる。

参考文献
脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)
V.S. ラマチャンドラン サンドラ ブレイクスリー V.S. Ramachandran
4047913200

ミュンヒハウゼン症候群

病気を装ったり、自分の体を傷つける等して他者の関心を引く事。
自分の子等を病人に仕立て上げる場合は代理ミュンヒハウゼン症候群という。

真面目で仕事熱心、勉強熱心な人が日々のストレスの蓄積や目標の喪失により、心身の不調が現れること、無気力、不眠、頭痛などの症状が多い。

覚器官の異常が無いにもかかわらず自分や他者の存在感が失われ
現実感が無く他者との意思疎通に支障がある状態の事。

統合失調症の症状の一つでもあるが、統合失調症とは関係が無い場合もある。
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