心理学連邦

発達心理学/心理的離乳と胎内回帰願望

アイデンティティ

もともとはエリクソンの用語で、自己の独自性や自主性を持ちながら、
他人や社会との連帯感を持ち、それに基づく肯定的で、永続的な自己像のこと。

アイデンティティ拡散

アイデンティティの獲得に失敗する事をアイデンティティ拡散という。

ミードによる用語、Iは内発的動機による自我でMEは社会的に求められそれに応じようとする自我である。

コンラート・ローレンツの研究によるもので、鳥が生後10時間以内に動くものを
見ると親だと思いその後を追いかける事。
鳥の場合インプリンティングは不可逆変化であるが、猿や犬等の高等な動物の
場合の初期経験は著しい影響を与えはするが、鳥のような不可逆変化ではない。

機能的自律性

オルポートの研究で、ある動機で行われていた行為が動機が無くなった後にも行われ、行為そのものが目的になる事。

初期経験

後の発達に著しい影響を与えうる乳児期の経験の事。
人以外の動物についてもいう。

ホリングワースの用語で、青年前期の13歳から15歳ごろに親からの承認よりも
自己の要求や友人等の社会からの承認を求める状態の事。

生理的早産

スイスの動物学者ポルトマンの用語で、他の動物と比べて人間の子は
極めて未熟な状態で生まれてくる事。

相貌的知覚

事物に人間の表情や動作を見る事。
雨降りの時に空が泣いているというような類。
特に幼児、未開人、精神病者に顕著だとされている。

オットー・ランクの提唱による概念で、安全な胎内から外の世界へ連れ出された事によるトラウマがもう一度胎内に戻りたいという願望を生じさせる事。出産外傷説

探索動機

人や動物が見知らぬ場所を探索する内発的動機の事。

報酬を得たり具体的な目標達成のために行われない探索を指す。
→操作動機

他者に自分の意思を伝えるための言語である外言に対して、自分から自分へ向けられる言語を内言という。

内言は音声化されないが、ピアジェは子供の被験者の観察から音声化されていながら、意思疎通に寄与しない言語がある事を発見した、ピアジェはこれを自己中心的言語と呼び、コミュニケーション能力の未熟さによると考えた、これは就学後に消失する事が知られている。

身体的、性的な成熟が新しい世代ほど早くなる現象の事。
豊かな国の都市部ほど顕著である。

子が親等に反抗的になる時期の事。
言葉を使い始める幼児期と思春期に見られる。

子供に対する親からの働きかけが不十分であったり、不適切である場合や、貧困のために劣悪な環境に置かれるなどしたために、就学前に知的な発達の遅れが見られる事。

マザリング

母親が子をあやす、話しかける、抱っこする等の情緒的な働きかけの事。

ミッシェルの用語で満足度の低い報酬を得る事を断念し遅れて満足度の高い報酬を得る事。
年長者ほど満足の遅延が容易になると考えられている。

エリクソンの用語で人間が自分の役割を見つけ社会に適応する過程の事。
自立出来ない、社会に適応出来ない等の否定的な意味で使われる事がある。

ゲゼルの研究によるもので、適当な年齢に達していて、様々な学習をするために
必要な心身の準備が整っている事。

copyright© 2006-2007/9/19  ヒドラミン All Rights Reservedメール