心理学連邦

汚言症(Coprolalia、醜語症、糞語症)

一般的に禁句とされている言葉を突発的、反復的に口にする音声チックの一種。
トゥレット症候群の症状としてよく知られていて、厳しいしつけが原因とされることもあったが、最近では純粋に脳の障害に起因する症状とされることもある。

構音障害(Dysarthria)

発音や声の抑揚の調整を正確に行えない症状を構音障害という。
専ら、脳を含めた身体的疾患に起因するものを指す。
構音障害は以下の4つに大別される。

1器質性構音障害
2聴覚性構音障害
3運動性構音障害
4機能性構音障害

器質性構音障害は、言葉を話すために必要な身体の部位そのものに異常がある場合をいう。
口唇口蓋裂や口腔腫瘍などが器質性構音障害の原因となる。
それに対して運動性構音障害は発話に必要な構音器官(唇、顎など)に異常が無いのに生じる構音障害のことであり、これはパーキンソン病や脳腫瘍、頭部外傷によって起きる脳の異常に起因する。
脳の異常によって構音器官に麻痺が生じる場合は麻痺性構音障害、錐体外路症状のように筋肉の協調運動に異常がある場合は協調運動障害性構音障害と呼ばれる。

聴覚性構音障害は自分や他人の言葉を正確に聞き取れないために起きる構音障害をいい、機能性構音障害は他の3つどれにも当てはまらない構音障害のことを指す。
機能性構音障害は原因不明の構音障害と言い換えることが出来るが、発達障害や軽度の知的障害などが原因とされるなど定義がはっきりしない。

(構音障害の参考文献/リハビリテーション医学大辞典)
リハビリテーション医学大辞典
上田 敏 大川 弥生
4263216997

口蓋裂患者に見られる構音障害。
話しをする際に呼気が鼻腔内で過剰共鳴を起こす開鼻声を特徴とする。

話される言葉は多いが、聞き取れなかったり、意味が全く不明であるか、既知の単語であっても文法に著しい誤りがあるものをいう。
このような特徴を持つ症状にジャーゴン失語がある。
ジャーゴンは単に専門用語、隠語のことを指す場合もある。

話し相手がいない場面で行われる発話。
単なる独り言ではなく、病的なものを指す事が多い。
統合失調症にみられる症状でもあり、妄想や幻聴の影響が考えられる。
これと似た現象にピアジェの
自己中心的言語 (内言)があるが、これは病気とは関係が無い。
copyright© 2006-2008/7/14  ヒドラミン メール